事業報告・予算

平成19年度事業報告書
(平成19年2月1日〜平成20年1月31日)


平成19年度通常総会(19.3.13)の議決に従い理事会を開催(19.3.14)し、事業計画の実施につきその大綱を決定し、ほぼ初期の計画を遂行しました。
以下、概要を報告致します。
1.会員・準会員・協力会員の現況(20.1.31現在)
(1)在籍数
[1]流通会員 106
[2]生産会員 37
[3]準会員 16
合     計 159社
(2)19年度入会
[1]流通会員 (株)モリカワ・米善食料(株)・(株)和田商店
[2]生産会員 (株)味のちぬや・堂本食品(株)・(株)アイガー
[3]準会員 (株)池田商店高知支店、徳島営業所
合     計 8社   
(3)19年度退会
[1]流通会員 新興商事(株)
[2]生産会員 東海漬物(株)
[3]準会員  
合     計 2社   
  流通会員 生産会員 準会員 合 計
設 立 時(S51.3.6) 77 0 0 77
H19.1.31 104 35 14 153
H20.1.31 106 37 16 159
2.理事会の開催
当期間中に理事会を4回開催。主たる審議事項は次のとおりです。
(1)19.3.13(2回 運営委員会審議事項報告・役員の選任)   
(2)19.3.14(運営/流通委員会を併催)
 
[1]平成19年度事業計画実施の件
[2]平成19年度総会で改選された役員の業務分掌の件
 
[3]平成19年度理事会日程及び平成20年度総会開催日程の件
(3)19.11.28(運営/流通委員会を併催)
 
[1]平成19年度事業報告及び収支見込報告に関する件
[2]平成20年度事業計画案及び収支予算計画案に関する件
[3]平成20年度通常総会に関する件
3.委員会等の開催
(1)運営委員会
19.2.7(理事会 18.11.29 付託事項の審議・決定)
[1]平成18年度収支決算報告
[2]平成19年度事業予算案
[3]平成19年度通常総会に関する件
イ)総会議事に関する件
ロ)会員被表彰者確定ほか総会に関する件
19.3.14(理事会と併催)
[1]19年度事業計画実施に関する件他
19.11.28(理事会と併催)
[1]20年度通常総会の議案及び進行に関する件他
(2)開発委員会
19.8.29 / 19.9.13 / 19.9.18
[1]開発委員会(予備審査)の実施・・・東京[2]、九州、東京[1]会場
19.9.27
[1]開発食品選定委員会への提案品目の決定
(3)開発食品選定委員会
19.10.4
[1]平成20年度『学流協の選定品』の新規品目決定
[2]平成21年度選定品へ向けて開発指針の決定
(4)流通委員会
19.3.14(理事会と併催)
[1]19年度事業計画実施に関する件他
19.8.29 (東京[2]終了後)
[1]19年度活動重点事項の進捗状況確認と今後の展開について
19.11.28(理事会と併催)
[1]平成20年度事業計画案(流通部門)に関する件
[2]『学流協の選定品』普及に関する件他
(5)生産委員会
19.4.4 (生産会員合同拡大会議)
[1]20年度選定品へのエントリーに関する件
[2]情報誌No.25号発刊に関する件
[3]文部科学省主催行事協賛に関する件
20.1.22 (生産会員合同拡大会議)
[1]19年度重点課題の進捗状況に関する件
[2]20年度活動計画(生産部門)に関する件
[3]20年度情報誌出版に関する件他
〈東京都部会(生産委員会の下部組織)開催〉
部会開催及び活動を計14回行いました。
[1]東京都中学校食育研究協会への『学流協の選定品』の試食会開催及び流通会員と共同作業による具体的活動、PTAや生徒に対する調査等の実施。   
・流通会員との共同作業事項
・食育の現場への参加と情報収集
・提案品目の試食会・アンケート等
4.文部科学省、関係機関、諸団体との情報・意見交換等
[1] 文部科学省担当課を定期的に訪問し、事業推進のための指導・助言を求めるとともに情報・意見交換を行いました。
[2] (社)全国学校栄養士協議会との連携を深めるため、情報・意見交換を行うとともに、助言を求めました。
[3] 関東中学校給食教育研究会並びに東京都中学校食育研究会との交流を深めるとともに、各種会合で『学流協の選定品』の試食アンケートを実施しました。
[4] 業務用食品4団体協議会(日給連、全給協、メーカー協会、学流協)連絡会を開催。廃棄物処理適正化・受注後キャンセル問題・海外製品受入れ評価・食品アレルギーへの対応について流通会員にアンケートを実施しました。
特に廃棄物問題では今後の改善の為の指標となる処理適正化率を数字で把握する事ができました。

5.流通部門の活動

(1)広域ブロック会等の活動
  1.流通/生産会員間の連携、諸情報の交換・認識共有化、選定品の普及促進を目的として、次のとおりブロック会を開催しました。
開催日 ブロック 開催地 開催日 ブロック 開催地
11.2
11.5
11.7
11.10
関東
東海北陸
中・四国
北海道
東京都
名古屋市
広島市
札幌市
11.12
11.14
11.16

九州沖縄
近畿
東北

熊本市
大阪市
仙台市
   2.都道府県単位の協議会を開催しました。
開催日 府県単位 開催地 開催日 府県単位 開催地
7.25 茨城県 水戸市 11.19 愛媛県 松山市
(2)研究会等への協力
関係機関との連携による事業活動推進のため、国並びに各地の教育委員会、学校栄養士協議会等により開催された各種研究会に協賛しました。
開催日 研究会名 主 催
7.26/7.27
8.2/8.3
第48回全国学校栄養職員研究大会(於:水戸市)
第51回北海道学校給食研究大会(於:滝川市)
文部科学省
北海道教育委
11.20/11.21 第58回全国給食研究協議大会(於:松山市) 文部科学省
  (3)文部科学省主催の食育シンポジウムへの参加を地域会員へ呼び掛け
     1. 6/5 東京都
     2. 6/9 福井県
     3. 6/14 東京都
     4. 10/23 山口県
     5. 11/8 兵庫県
     6. 1/11 岩手県
6.生産部門の活動
(1)開発委員会(選定品審査会)の開催
『学流協の選定品』審査会を、熊本市、東京都(東京[2]・東京[1])の3会場で開催し、平成20年度開発テーマに基づいて生産会員が開発した提案食品18品の予備審査を実施しました。

[1]H19.8.29 東京[2]会場 マルハ(株) (東京都)  
  審査員・・・7ブロック流通代表者及び開発委員長 11名
[2]H19.9.13 熊本会場 ホテル熊本テルサ(熊本市)  
  審査員・・・学校栄養職員・教育委員会・保護者 32名
流通会員  21名
[3]H19.9.18 東京[1]会場 森永プラザビル会議室(東京都)  
  審査員・・・学校栄養職員・教育委員会・保護者 40名
  流通会員 17名
   *審査会での選定結果
    イ)予備審査対象品目数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18品
    ロ)開発委員会(19.9.27)をパスしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16品
    ハ)開発食品選定委員会(19.10.4)で選定された品目数・・・・・・・15品
      平成20年度選定品合計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48品
(2)使用者(学校)のニ−ズと開発テ−マ
[1]ニ−ズの集積
学校栄養職員並びに学校関係者各位の意見・助言の詳細を生産会員に報告し、今後の開発のための貴重なデータとして集積しました。
[2]平成21年度の開発テ−マ確認
開発食品選定委員会 福場博保委員長より平成21年度『学流協の選定品』へ向けて開発テーマについて提案を受けて、次のとおり決定しました。

<開発テ−マ>
学校給食環境・喫食形態の多様化に配慮し、
「おいしく安全・楽しく食育」にふさわしい優良食品の開発に取り組む。

        [1]バランスのとれた献立づくりに役立つ食品
        [2]原料素材の特長を生かし、食育に役立つ生きた教材となる食品
        [3]手作りメニューに貢献できる素材的製品の提供
        [4]米飯給食の献立をより豊かに、楽しくする食品
        [5]塩分控えめ甘みの強すぎないでうす味の食品
        [6]家庭で不足しがちな鉄、食物繊維、ビタミン類に配慮した食品

        [7]アレルギーの児童・生徒にも工夫・配慮した食品
        [8]小学校低・高学年及び中学生用に複数規格対応
7.機関誌・情報部門
機関誌を栄養教諭・学校栄養職員等学校給食関係者への給食関連の身近な事柄の掲載に努めました。また、情報誌は平成20年度に改訂が見込まれる『食事摂取基準』について従来との考え方の違いなどを実践女子大学の中川教授に執筆頂きました。
(1)機関誌『学校給食研究』の監修・発刊
    1学期号 (H19.4.10)・2学期号 (H19.9.10)・3学期号 (H20.1.10)
(2)「情報誌NO.25」を発刊(H19.11.10)
(3)「学流協ニュ−ス」NO.186〜191を発刊
(4)学校給食用選定食品のしおりの発行 (H20.1.17)
平成19年度収支計算書
(H19. 2. 1 〜 H20. 1.31まで)
収 入 の 部
単位:円
NO. 科  目 予 算 額 決 算 額 差 異 摘    要
1 繰 越 金 6,946,131 6,946,131 0  
2 会員会費 14,100,000 14,200,000 △ 100,000 予算比1社増前期分1社
3 会員入会金 100,000 400,000 △ 300,000 予算比3社増
4 準会員会費 700,000 800,000 △ 100,000 予算比2社増
5 開発事業分担金 14,400,000 15,900,000 △ 1,500,000 新規10品→15品 5品増
6 情報事業分担金 8,300,000 8,001,050 △298,950   
7 退職積立金戻入 1,320,000 1,320,000 0   
8 利子収入 3,000 32,891 △29,891   
9 雑収入 2,100,000 3,318,649 △ 1,218,649 *内訳・下記参照
収入合計 47,969,131 50,918,721 △ 2,949,590  

支 出 の 部
単位:円
NO. 科  目 予 算 額 決 算 額 差 異 摘    要
T 事業費(1〜4) 22,000,000 20,143,550 1,856,450  
1 流通調査費 7,700,000 7,299,539 400,461 関連団体分担金
2 開発調査費 4,200,000 3,527,185 672,815 審査会関連経費減
3 機関誌発行費 9,000,000 8,268,604 731,396 情報誌制作費減
4 会員研修会費 1,100,000 1,048,222 51,778    
II 会議費(5〜8) 3,900,000 3,824,644 75,356  
5 総会費 1,900,000 1,828,764 71,236  
6 理事会費 1,100,000 1,103,653 △3,653   
7 運営委員会費 500,000 501,390 △1,390   
8 連絡協議会費 400,000 390,837 9,163   
III 事務費(9+10) 18,550,000 18,287,500 262,500  
9 人件費 14,800,000 14,868,063 △68,063   
10 需要費@〜G 3,750,000 3,419,437 330,563  
  @旅費交通費 400,000 159,320 240,680   
  A賃借料 2,970,000 2,915,785 54,215  
  B什器費 20,000 0 20,000   
  C水道光熱費 20,000 21,047 △1,047   
  D消耗品費 30,000 32,025 △2,025 C〜Gは共通費として
 配賦(別表1)
  E図書印刷費 100,000 105,092 △5,092  
  F通信費 110,000 95,738 14,262  
  G雑費 100,000 90,430 9,570  
IV 諸支出金 300,000 102,245 197,755  
V 予備費 0 0 0  
支出合計 44,750,000 42,357,939 2,392,061  
次期繰越金 3,219,131 8,560,782 △ 5,341,651  
計算書類に対する注記
 1.次期繰越金差額の内容
  新規選定品の増加、会員増による収入増、及び雑収入の増、
  また事業費の経費減により予算比5,342千円の増となった。
 2.その他
  基本財産等増減なし。ほか注記対象事項なし。
(別表1)
  事業費 会議費 需要費
C水道光熱費 147,301 42,086 21,047 210,434
D消耗品費 224,149 64,042 32,025 320,216
E図書印刷費 835,596 110,168 105,092 1,050,092
F通信費 690,140 171,468 95,738 957,346
G雑費 632,996 180,856 90,430 904,282
2,530,182 568,620 344,332 3,443,134
*雑収入内訳  ※は増要因
総会祝金 85,000  
学流協ニュース有償分 134,000  
情報誌頒布代 959,000  
ホームページ製作費 725,000
小間代 100,000  
食育実践ハンドブック 478,000
食育カレンダー 615,000
選定品の栞追加製作 203,000
その他 20,000  
3,319,000  
*繰越金内訳
現金 0
普通預金 15,395,983
定期預金 3,000,000
更新料 △ 9,900,000
社会保険 64,799
8,560,782

*公益事業費比率
事業費+会議費/支出合計+繰越金 50% 規定1/2以上
財  産  目  録
平成20年 1月31日現在
(単位:円)
資  産  の  部
I.流 動 資 産        18,395,983
 1.現金・預金     18,395,983  
 (1) 現 金   0    
  現金手元現在高 0      
 (2) 普 通 預 金   15,395,983    
  みずほ銀行 室町支店 12,931,779      
  三井住友銀行神田駅前支店   2,459,496      
  あさひ銀行 日本橋支店  4,708      
 (3) 定 期 預 金    3,000,000    
  みずほ銀行 室町支店  0      
  あさひ銀行 日本橋支店  3,000,000      
II.固 定 資 産        7,736,800
 ・.基本財産引当保証金      5,000,000  
 (1) 貸 付 信 託    5,000,000    
  住友信託銀行東京中央支店  5,000,000      
 2.退職給与引当金     35,000  
 (1) 定 期 預 金   350,000    
  みずほ銀行 室町支店  350,000      
 3.繰延資産      1,306,800  
 (1) 事務所借室保証金    1,306,800    
  陽光ビル借室 1,306,800      
資  産  合  計 25,052,783
負  債  の  部
I.流 動 負 債        9,835,201
 1.預 り 金      9,835,201  
 (1) 平成19年度選定品更新料   9,900,000    
 (2) 平成19年度選定品検査料    △64,799    
 (3) 社会保険料    67,401    
II.固 定 負 債        350,000
 I.退職給与引当金        
 (1) 定 期 預 金     350,000  
  みずほ銀行 室町支店    350,000    
負  債  合  計 10,185,201
正  味  財  産  14,867,582


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