選定品


令和8年度「学流協の推奨品」エントリーについて
令和7年4月
公益社団法人 学校給食物資開発流通研究協会

令和8年度の「学流協の推奨品」のエントリーは『令和8年度開発テーマ』に沿い、また、学校給食用開発食品選定基準に基づき、下記要領にてお願い致します。

1.生産会員以外のエントリー方法
エントリーは「学校給食用食品の製造を業とする個人又は法人で協会の目的に賛同頂ける方」はどなたでも可能ですが、物流、商流及び営業活動について全国各都道府県に於いて可能なことが前提となります。

また、エントリーにあたり、審査会等の諸経費の負担金として「10万円」を申し受けます。審査会は令和8年度開発スケジュールに沿って行いますが、当日は会場にて試食、商品説明をお願い致します。

尚、審査をパスした食品については、1品30万円の給食品出品料及び登録検査費(新規・変更のみ1品約10万円)とホームページ作成実費(1品2.5万円)等を頂きます。(会員と同様のご負担です。)


エントリーをご希望の方及びご不明の点やご質問は、メール等で事務局までご連絡ください。


MAIL: grk-21@ac.auone-net.jp
FAX:  03-5298-6126


2.生産会員のエントリー方法
生産会員のエントリー方法につきましては、例年と同様、生産委員会等でご説明の通りです。





令和7年度新規推奨品 審査経過(報告)
標記の件について、下記のとおりご報告致します。
1.開発テーマ
  学校給食環境、児童・生徒の嗜好の多様化に配慮し
  「おいしく安全楽しく食育」にふさわしい優良食品の開発に取り組む。

 1.減塩に配慮し、塩分控えめで美味しく喫食できる食品
 2.作業性や環境面に配慮した個別包装品や紙製容器を使用したデザート
 3.不足しがちな鉄分・カルシウム・食物繊維などの栄養素等に配慮した食品
 4.食物アレルギーの児童・生徒にも対応できるよう配合に配慮した食品
 5.小学校低学年児童から中学校生徒にも対応できる複数規格の提案
 6.定数もしくは、入数の範囲が確定できる食品の提案
 7.食育の観点から、魚が苦手な児童・生徒にも食べやすい水産品の提案
 8.メニューの多様化に応じた主菜・副菜両方に使える食品の提案
 9.地産地消や地域の食文化の継承につながるような食品の提案
 10.少量調理に適した規格、大量調理に適した規格、と分けて提案
 11.複数の様々な調理方法に対応できる食品の提案


基本テーマの中で、本年も特に給食現場からの要求の高い『塩分控えめ』、
『鉄分』『カルシウム』『食物繊維』を充足させる製品や、アレルギー対応、
安全・安心の確保を特に各生産会員へ呼びかけました。


2.「開発テーマ」に則り、生産会員へ要請し、13品目の提案がありました。

  本年 昨年
調理冷凍食品  5 6
その他冷凍食品(デザート) 2 2
農産加工品 1 0
魚肉練り製品 2 1
ふりかけ 2 0
ソース 1 0
13品 9品


3.開発専門部会(審査)開催
  流通代表委員による審査及び札幌、東京[1]会場での
  学校関係者並びに開催ブロック流通会員による審査会(計3回)を開催しました。

  日時  審査会名  会場 審査員  
東京[2] 8.20(木)
13:00〜15:00
流通代表審査会 (株)ニチレイ
雪ケ谷研修センター
スコレ雪ケ谷
8名 開発委員長
流通代表流
地方 8.27(火)
13:30〜16:30 
東北ブロック
学校関係者審査会 
ホテルメトロポリタン仙台 23名  学校関係者15名
流通関係者 8名
東京[1] 9.10(火)
13:30〜16:30 
関東ブロック
学校関係者審査会 
エッサム神田ホール
2号館
34名 学校関係者20名
流通関係者 14名
    65名 延人数 


4.令和7年度学流協の推奨品の審査を東北・関東の学校関係者と流通関係者の65名で
官能検査による検査項目の食品の価値(3項目)と商品の嗜好(5項目)の評点
及び総合評価の評点の結果を集計し、令和7年度学流協の推奨品の基礎データ、
審査評価グラフにまとめました。
これらの別添付の資料を審査集計データと、評価点のグラフ、分析関連資料等で
検討の上、9月27日開催の選定委員会で、令和7年度学流協の推奨品を決定しました。


5.開発委員会開催
  9月20日(金)に味の素冷凍食品(株)にて、開発委員会を開催しました。
  出席:原開発委員長・福島副委員長、熊田生産委員長ほか委員8名、総員13名

本年のエントリー品13品を審査結果集計データに基づき、検討経過及び結果を下記します。

1)令和7年度の推奨品について、審査結果の基礎データ表による総合評価欄の
 合計値を検討しました。
 A-1からA-11、B-1からB-2の評価の点数と標準偏差値を見て検討した結果は、
 13品の総合評価は全て0以上の評価であった。
 審査会3ケ所で多少のバラツキがあり関東学校関係者が高く、
 東北学校関係者は低めであったが、項目ごとの傾向は同様の動きであった。
 それぞれの数値を確認しながら更に検討項目について各委員よりご意見を聞きました。


2)《A-1》 天然えびカツ50/30
 平均値0.45
 外観が東北で-0.07なのは調理の仕方や試食時の工夫が足りなかったのではないか。
 味やえびの食感は良いとの評価。

3)《A-2》 青のり
 平均値0.98
 全体的に評価が良く、特に海洋深層水を使用しているため夾雑物が少ないという点が
 アピールポイント。使い易く風味も良い。

4)《A-3》 野菜と雑穀のかむふりかけ
 平均値0.95
 各審査会での評判は非常に良かった。
 入数が40なのも良い。流通会員に是非広めてほしい。

5)《A-4》 肉だんご(甘酢あん)
 平均値-
 仙台市では素材品に味付けをし、手作り感がないといけないことから
 パック品は使用できないという点があるが、流通会員の評価は高く、
 コストパフォーマンスもいい事から売り易く、普及しやすいのではないか。

6)《A-5》 プレーンパン70,90
 平均値0.75
 仙台ではあえて冷凍パンを使う必要がない。
 関東では解凍してすぐ使えるのが便利で評価も高かった。

7)《A-6》 おさかなと野菜のステーキ
 平均値0.59
 食べ易く、色合いも高く評価された。
 野菜が全部国産で、更に2規格あれば尚よい。

8)《A-7》 新あさひ豆腐
 平均値1.30
 全体的に評価が高い。塩分がカットされていてカリウムも増えている点も良く、
 いい点を説明すればさらに高評価につながる。

9)《A-8》 プラントベースタルタルソース
 平均値0.78
 酸味が抑えられていてよい。
 揚げ物だけでなく、色々なものにトッピングでき用途が広げられるのではないか。

10)《A-9》 おさかなソー
 平均値0.98
 スライスしてあるがほぐし易い、コスパも良く、減塩も評価ポイント。
 評価の差が少なく全体として高評価。

11)《A-10》 宇和海産真鯛の出汁香る白身魚のつみれ
 平均値0.92
 東北の評価が高かった。
 ネーミングに問題はないのか?小さいので誤飲・誤嚥の心配がある。

12)《A-11》 ミニチキン醤油
 平均値0.41
 今回の中ではいちばん評価が低いが、もも肉でこの価格で提供できるのは魅力的。
 形状等は良い。

13)《B-1》 クリームブッセ
 平均値0.88
 ボリューム感があって良い。改良後のものはソフトで良い。乳・卵が配合されているが改良の余地はないのか?

14)《B-2》 アセロラゼリー
 平均値1.00
 デザインが8パターンあって子供たちが喜ぶ。
 リンゴといえども最近ではアレルゲンなので改良の余地は?


全13品とも平均値で0.3を上回っており高評価点も多かった。
以上の経過により、開発委員会として13品を推奨品として9月27日の開発選定委員会に
提案します。


6.開発食品選定委員会結果
  開発食品選定委員長の石井 克枝千葉大学名誉教授を中心に
  開発食品選定委員会が9月27日(金)に(株)ニチレイ スコレ雪谷研修センターで開催され、
  最終審査が行われました。
  最終審査では生産会員の商品説明に対し、試食をしながら各委員から活発な意見と
  質問が出されました。

  審査の結果令和7年度の新規審査合格数は13品となりました。

  各審査会では学校栄養教諭・栄養職員を中心に多くの皆様の参加が実現し、
  東北・東京両会場とも活発な意見交換会の場となりました。
  ご協力誠にありがとうございました。

  あわせて、次期令和8年度の「開発テーマ」も審議頂き、決定いたしました。



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